大量のカルシウムが撮れるチーズ

大量のカルシウムが撮れるチーズ

チーズには、良質のタンパク質と豊富なカルシウムが含まれています。中でも注目したいのは、カルシウム。プロセスチーズー個には、なんとイワシ7匹分のカルシウムが含まれているのです。また、スライスチーズー枚で1日に必要なカルシウムの5分の1がとれます。さらに、チーズに含まれているカルシウムは、非常に吸収がよいということがわかっています。私たちの体に実際に吸収されるカルシウムの割合は、食品によって違います。吸収率は、牛乳やヨーグルトのような乳製品が高く、その中でもチーズの吸収率は50%と、圧倒的に高いのです。この吸収率をイワシに換算すると、チーズー個分で=匹分のイワシに相当するといわれています。この秘密は、チーズに合まれている「カゼインホスホペプチド」という成分にあります。カゼインホスホペプチドは、カルシウムを運搬し、後押しをすることによって吸収の手助けをするのです。チーズは、少量食べるだけで大量のカルシウムが摂取できるので、成長期の子供や高齢者といったカルシウムが必要な人に最適な栄養源といえます。世界の長寿村を調べてみると、乳製品をたくさん食べていたという報告があります。ということは、がんの予防にもなるのでは、と考えても不思議ではありません。そう、チーズには生体防御機能を高めて、がんを抑制する力があるのです。

 

がんのもとになるがん細胞は、実は健康な人の体にも常に生成されています。その恐ろしいがん細胞と戦ってくれるのが、自血球なのです。チーズには、その戦いの際に非常に重要となるある物質が含まれています。それは「鉄結合ラクトフェリン」と「カゼインリン蛋白」です。この2つの成分が体内に入ると、自血球の栄養源となり、さらに体内の鉄の吸収を高め、その鉄ががん細胞と戦うナチュラルキラー細胞の能力を高めるのです。

 

チーズには良質のタンパク質が含まれています。また、単にアミノ酸の組成が優れているというだけでなく、消化吸収しやすいという点に注目したいと思います。チーズのタンパク質の消化率は、100%といわれているのです。よく、チーズをつまみにしてお酒を飲むと二日酔いしないといわれますが、それはチーズの良質タンパク質の働きによるものなのです。つまり、タンパク質がアルコールによる肝臓の障害を防いでくれるのです。体に入ったアルコールは肝臓で分解されますが、そのときアセトアルデヒドという物質ができます。これが体の機能を低下させ、二日酔いの原因となるのです。ところが、お酒と一緒にチーズを食べると、その二日酔いのもと、アセトアルデヒドをチーズの成分が根こそぎ分解してくれるのです。さらにチーズは胃にも優しいのです。お酒を飲む前にチーズを食べておくと、チーズのタンパク質が胃壁に膜を作り、アルコールの刺激から胃を守ってくれます。


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